買いましたー。

- 作者: 羽生章洋
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~
- 作者: 田口元,安藤幸央,平林純,角征典,和田卓人,金子順,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: 大型本
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とてもおもしろいです。ぜひぜひ、多くの人に読んでほしい本です。
最後に筆者の一日の行動時間が書いてあったのが、いろんな意味でおもしろかったなぁ。
そう、この本を読んでて、ひとつ思うことがありました。
最近でもないか、アジャイル界隈の人たちの目が向いている方向はどちらかといういと、「技術」より「人」。これって、つまるところ?、「無関心な」人たちを「自発的な」人に構造改革するための、プラクティスをいろいろ試行錯誤している。
でも、「無関心な」人って、結局、自分たちの今抱えている問題すら、わかっていないから、無理やり枠組みにしかない限り、しかれても気づくかどうかわからないけど、なかなかうまく機能していかないんじゃないかなぁっと。
なにがあれば、「無関心」からそうでなくなるか。
多分、ソフトウェアエンジニアリングの楽しさをわからないとだめなんだなぁっと自分は思います。
LifeHacksもそうですが、本来、行いたい楽しいはずのエンジニアライフを少しでも多く送るために、手間のかかることを省いたり、苦しいことを楽しくみせたりしているんだと思う。
無関心な人をこっちに向けるには、その本質、ソフトウェアエンジニアリングがどう楽しいから、そのためにいまこういう工夫をしているってことを伝える必要があるんじゃないのかなぁっと。
そうやって考えると、いろいろな方法論とか、プラクティスに関する本、記事はあるけど、こうだから、ソフトウェア開発が楽しいっていうのはないよね?
これって、いろんなツボがあるとは思うんだけど、記事、読み物としては面白いし、無関心な人をひきつけるにはいいと思うんだけど・・・
みたいなこと悶々と考えてしまいました。